校長ブログ
本日上伊那地区の理科実習教員の研修会が本校の化学室で行われました。本日のテーマは地学に関する研修ということで、少しお邪魔をさせていただきました。
【火山灰を顕微鏡で観察】


【岩石の標本】

【斑れい岩を観察】高価な顕微鏡はなかなか購入できないため、日用品とスマホレンズを使って「斑れい岩」を観察しました。顕微鏡を通さないとこんなモノクロの石ですが、

100円均一ショップで購入した道具を駆使して、このように簡易的な顕微鏡を作り、スマホレンズで撮影すると・・・。

きれいですね。


授業で実験や実習をするためには、このような研修が必須だと思います。今日も丸一日研修を熱心にされている先生方に頭が下がります。研修中、私のような新参者がお邪魔させていただきましたが、快く迎えてくださり教えていただき、私自身も勉強になりました。ありがとうございました。
職員研修
校長ブログ
昨日9月25日(水)職員向けAED講習会を行いました。残念ながら私は校長会等のために参加できなかったため、今日講習会の様子を教えていただきました。
本校のAED講習会の講師は本校の事務室の武井修先生です。

先生は5年前に上伊那広域消防をご退職され、そのあと本校にお勤めいただいています。消防に勤務されていた時にボランティアで医療従事者向け一時救命処置コースコーディネータの資格も取得され、様々な団体や状況に応じた救急救命のプログラムを作り講習を行っているそうです。今回の講習も「箕輪進修高校での救急救命」を想定したオリジナルプログラムになっています。救急救命のプログラムは5年に一度見直しを行っているため、通常のプログラムは3年に1度3時間の講習が必要です。本校では毎年1時間余りでコンパクトにしつつ、全員が受講する形で、実践に即した内容となっています。
今回の研修では「救命のチャンスは周りにいる人達の協力から」ということで、学校現場で起きた実際の事例を学習し、本校の生徒の状況を確認した後、「緊急対応カード」を使った実践と心肺蘇生法を行いました。

実際に何かあったとき、周りにどんなことを協力してもらえばいいのかがすぐにわかるこのカード、とても助かります。
心肺蘇生法を行っている様子です。



さらにデモの器具を使って、アナフィラキシーが起きた時のエピペン使用についても実践してみました。

救急救命が必要な場面がないことが一番良いことですが、もしも起きてしまったときには今回の研修を生かしていきたいと思います。先生方もクーラーのない教室での研修、本当にお疲れさまでした。
職員研修
校長ブログⅠ-Ⅱ部
本日の信濃毎日新聞に、省エネ同好会が先日出場したEーoneグランプリでの活躍について掲載されています。ぜひご覧下さい。

(イメージのみの掲載です。記事の詳しい内容は、有料サービスの信濃毎日新聞デジタル版または、紙面をご覧下さい。)
部活動
校長ブログ
本日長野県の工業高校のロボットに関する大会としては最大の大会である「第32回ROBOCON IN 信州」が下諏訪体育館で行われました。



箕輪進修高校ロボット部は、団体としてキャリーロボット競技の部で、個人としてはマイコンカ―ラリーBasic Classで出場しました。

キャリーロボット競技の部では、上位3校が全国大会に出場します。予選で箕輪進修高校は5位。なかなかいい位置で準決勝トーナメントに勝ち進みました。

準決勝では岡谷工業高校と対戦し、点数では箕輪進修390ー岡谷工業430ということで、惜しくも負けてしまいましたが、全国大会は各校1チームが全国大会へ出場するので、駒ヶ根工業高校、岡谷工業高校は1チームとなり、得点が次に高かった箕輪進修高校が繰り上がりとなり、全国大会の出場が決まりました。



私も初めて試合を見ましたが、各校とも工夫を凝らし、大変すばらしいオリジナルロボットを製作していました。本校の生徒たちも本番で思い通りにいかないこともありましたが、臨機応変に対応し、最終的には好成績を修めることができました。改めてこの競技には、事前準備だけでなく、とっさの判断能力が必要になると実感しました。
また今日はABN長野朝日放送が取材をしながら配信をしていました。この大会の模様は10月20日(日)10時20分より長野朝日放送で放映されます。
またYouTube配信も行っています。ちょうど箕輪進修高校の決勝戦の部分から始まりますので、ぜひご覧ください。
全国大会出場おめでとう!
部活動
校長ブログ
協議会が終了し、上伊那地区の先生方とお昼がてらお土産を買いに金沢駅まで行きました。私は上伊那農業高校の小池先生と一緒に「麩」の専門店でランチを食べました。これがまたお上品で九谷焼の器も麩の素料理も晴らしかったので、紹介します。

左上から、麩のフライ、麩と青菜の煮びたし、麩のそぼろ
麩の刺身、麩の田楽、麩饅頭
ご飯、加賀味噌のみそ汁、麩の治部煮
小皿一つ一つも美しく、料理とマッチしています。思わずお土産にも買ってしまいました。
さて、問題です。○○に当てはまる食品名を答えなさい。
「麩は○○のタンパク質である。」
正解は、最後に。
しかし・・・
石川県は遠いです。
今回上伊那地区の6人の校長先生と一緒に行きましたが、朝7時に出て到着が12時前。帰りも13時半に出て上伊那農業に到着したのが17時半過ぎ。
伊那市→権兵衛トンネル→木曽開田高原→岐阜県高山市→中横断自動車道→東海北陸自動車道→北陸自動車道のルートで行きましたが、長い道のりでした。同じ長野県でも東北信の先生は新幹線で1時間半で到着できるようですが、南信地区から北陸は本当に遠いです。運転をしていただいた辰野高校の茶城校長先生、往復9時間の長距離運転本当にありがとうございました。
正解は「小麦粉」。麩はグルテンと呼ばれます。
究極の高蛋白低脂肪食品です。
食べ物
校長ブログ
昨日から2日間にわたって石川県金沢市の金沢市文化ホールで行われた北信越高等学校校長会総会・研究協議会に参加しました。

1日目は総会と各部会に分かれた研究協議、2日目は今年の1月1日に起きた能登半島地震の被害にあった高校の報告・パネルディスカッションと講演会が行われました。2日目の石川県立飯田高等学校の角校長先生のご講演では、災害当時の様子やあらかじめ準備しておいた方がいいことを詳しくお話しいただきました。パネルディスカッションでは石川県立田鶴浜高等学校の赤島先生のお話の中で「避難所運営は『トイレに始まりトイレに終わる』」という言葉が印象的でした。
また石川県能登地方の高校は長野県の高校と友好関係を結んでいる高校も多く、七尾高校と上田高校、石川県飯田高校と長野県飯田高校のことが紹介されました。私も2月に(長野県)飯田高校の生徒が飯田市内のショッピングセンターで行った募金活動に協力しました。
写真は長野県飯田高校の生徒から寄贈された書道部の作品です。

今回の協議会については、県内各高校の校長先生もブログで紹介しています。長野高校、上田高校、各高校名にリンクを貼りましたので、参照できます。
またパネルディスカッションの際お話しいただいた石川県輪島高等学校の校長先生のブログでもこの会議について紹介されていました。こちらも学校名にリンクを貼りました。校長先生は大会後さらに一仕事されていたようです。どこの校長先生も悩みは一緒で、なかなかお忙しい毎日のようです。
会議
校長ブログⅠ-Ⅱ部
9月14日(土)栃木県茂木市で開催された2024 Ene-1 KV-MOTO茂木グランプリに、本校の省エネルギー技術同好会が参加しました。今日は大会報告のために参加した生徒が、校長室に来てくれました。

この大会は、 充電式単三電池40本を搭載した二輪車を用いてモーターを駆動、レーシングコース(1周4.8km)のタイムアタックを3回行い、その合計タイムを競う、というものです。今回の開催クラスは中学生から一般までで、箕輪進修高校省エネ同好会は高校生クラスに出場しました。
車両重量制限なく、タイヤ外径20インチ以上の市販自転車で、乗員重量は55kg以上となっており、今回参加した台数は34台でした。結果はゼッケン24 3年前澤君が、高校1位(全体3位)、ゼッケン25 2年関森高校2位(全体6位)でした。



ゴールシーンの動画も埋め込みました。
1本目28:08 2本目2:53:16 3本目5:47:18
(解説のアナウンサーも箕輪進修高校を応援してくれています。)
【以下顧問のF先生より情報提供】
ゼッケン24は、原因不明のモーターが回らない症状が出て、何とかごまかして出走しました。走行中は症状出なかったのですが、電流計の故障が出て、どのくらい電気を使ったか不明のまま走行しました。
ゼッケン25は、2本目出走直前のパンク。6番目に走ることになっており並んでいたが、その時に前輪からシューという音。列からピット前に移動。チューブの交換。最後尾からの出走でした。
このようなトラブルの中、それでも踏ん張って好成績を収めることができました。
今日はさらに校長室で伊那ケーブルテレビの取材も受けました。

いなテレ12ニュースで明日9月19日(木)に放送されるとのことです。
部活動
校長ブログ
先日1年1組の担任の先生から、スケートボードに関する記事で7月にみのわ新聞に載った生徒がいるとの情報をいただきました。

ぜひ校長ブログで紹介したいから来てほしいと話したところ、早速朝立ち番をしていた私のところにスケートボードを持って生徒が来てくれました。
彼の名前は黒木勇翔君。小学校6年生の時からNPO法人スプロケットでスケートボードをやっています。

この法人は大芝高原を拠点としてスノーボードに関する活動を支援してくれる会社も上伊那地区に何社かあり、今日はそのTシャツも着てきてくれました。

黒木君は週4回はスケートボードをやっていて、新聞に掲載された6月30日のイベントでは小学生にスケートボードを教えたそうです。高校生は彼だけですが、大人に混じってこれからも大好きなスケートボードの普及活動を進めていきたいと話してくれました。
今日持ってきてくれたスケートボードは購入してからまだ半年とのことですが、練習をしっかりしているらしく、かなり使い込んだ感じです。

放課後、こうして地域に出て活躍中の生徒に会えると、とても嬉しい気持ちになります。
校長ブログⅢ部
本日は南信地区定時制通信制生徒生活体験発表大会が下諏訪町文化センターにておこなわれました。私は別の会議のため、遅れて参加しました。


本校からは、2名の生徒が代表として参加しました。2人とも落ち着いて堂々と、これまでの人生の中で感じたこと、考えたこと、これからの決意をそれぞれが自分の言葉で発表してくれました。
審査委員長の先生の講評にもありましたが、この発表を聴いた私たちも、これから自分自身がどう生きたいのかを、問いかけられた時間でした。どの発表も臨場感溢れる、尊いものであったということでした。
結果は、最優秀賞はつくば開成学園のTさん、優秀賞はつくば開成学園のNさんと飯田女子高校のSさんが選ばれ、10月5日(土)に駒ケ根市地域交流センターでおこなわれる県大会への出場が決まりました。

この発表会に出場するにあたっては、それぞれ迷いや葛藤があったと思います。それでもこうして発表してくれた皆さんに心から敬意と感謝を伝えたいと思います。感動をありがとう。
大会