校長ブログ
本日夕方6時より伊那市役所にて、上伊那総合技術新校懇話会が開催されました。
本日は今後のスケジュールと、学びのイメージを具現化するため、各学科のクラス数などが示されました。農業3、工業2、商業1ということで、特に上伊那地域の産業構造を考えた編成にしてほしいといった意見がPTAや市町村教育委員会から出されました。
本校生徒の代表として生徒会長のF君が参加し、
「融合した学びも充実してほしいが、それによって専門科の学びが縮小することはないようにしてほしい。」と意見を述べてくれました。
上伊那総合技術新校は、令和17年に辰野高校の商業科、箕輪進修高校の工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校が一緒になり、総合技術高校として新しく誕生する予定です。(校地は現在の上伊那農業高校の場所となります。)
長野県教育委員会の上伊那総合技術新校に関する情報の詳細はこちら。
会議
校長ブログⅠ・Ⅱ部
7月7日(月)~18日(金)まで読書旬間となっています。本日から1週間は、昼のSHRの時間に全校一斉読書をおこないます。
今日は1年生の教室をのぞいてみました。

こちらでは、静かに読書をしています。
5時間目は1年生の書道の時間を見学しました。書道室は冷房設備がないため、暑くてとても授業にならない状況でしたので、先週から緊急避難で小会議室で授業をしています。生徒には不便な状況ですが、熱中症予防のため、やむを得ずこの形を取っています。
それでも
「今まで灼熱の中での授業だったので、ここは涼しくていいですね。」
そんな生徒の声が聞かれました。これまでは暑くてたまらなかったそうです。
なかなか集中できずについ友達に声をかけてしまう生徒もいましたが、そんなクラスメートを温かく見守る生徒や、静かに集中してじっくり字を書いている生徒の姿がありました。

読書も書道も文字を向き合う時間です。どちらも文字に集中していないとできないことです。ディジタルの世界はとかく映像に頼りがちですが、映像に接する時間が増えているからこそ、紙と文字に集中する、そんな時間を大切にしてほしいと思いました。
授業
校長ブログ
本日夜6時30分から第2回ラウンジデーをラウンジルームで行いました。Ⅰ部Ⅱ部Ⅲ部それぞれから5名の保護者の方がお見えになり、簡単なレクを行って心をほぐした後、自己紹介を兼ねて子育ての悩みをお話しいただきました。

本日のテーマは「日ごろのイライラや怒りについて学ぼう 今日からできるアンガーマネジメント」
保護者の方から子育ての中で日ごろイライラしてしまう場面はどんな場面かを話していただき、スクールカウンセラーの武川先生にお話をいただきました。

保護者の方の悩みは、「スマホ時間」「感情的になって怒ってしまう」「子どもは冷静で、こちらは感情的になってしまうのでますますイライラする。」「お弁当を出すところからのトラブル」など、私も思わず納得してしまう内容でした。

武川先生からは、怒りを切り分けること、書くなどして外に出すことがよい、など怒りの軽減に有効な手段についてお話をいただきました。
子どもがゲームばかりしていて、昼夜逆転したり学校へ行かないとなると、「この子はどうなってしまうのだろう」と将来の不安ばかりが募ると多く保護者の方が話をされていました。私も自分の子育てを振り返り、悩んだころを思い出し、心が苦しくなりました。毎日そんな子どもさんと向き合う保護者の方の悩みはいかばかりかと思います。
秘密を守りつつ、保護者の方同士の悩みを共有する時間をできるだけとるように、ラウンジデーでは心がけています。それはすぐには解決策は見つからないかもしれませんが、同じ悩みを持つ方同士の交流が、保護者の方にとって最も大切ではないかと考えているからです。
次回は10月4日(土)PTA作業の日となります。多くの保護者の方のご参加をお待ちしています。
行事
校長ブログ
本日は工業科主任のI先生とともに、本校の産業教育振興会に協賛してくださっている会社を7社ほど回らせていただきました。
訪問では、6月27日(金)に行われた総会のご報告と、長野県工業高校校長会が主催する「ものづくりコンテスト」と「ロボコン in 信州」のご案内と協賛依頼をさせていただきました。

訪問させていただいた企業の方々からは、
「人材不足なので、高校生をぜひ採用したい。」
といった切実な声が聞かれました。
少子化で本校を含めた高校の入学者数の減少を心配する声も聞かれる中、
「ぜひ若い人にものづくりに興味を持ってもらいたい。」
という思いは共通していました。
私は出張が多いため、なかなか予定があわず、協賛してくださるすべての企業を回ることはできません。しかし、こうしていくつかの企業の方からの声を伺う機会は、大切にしたいと思います。箕輪町は工場が多く、箕輪進修高校の前身である箕輪工業高校は地元の熱い期待があって誕生しました。まさに箕輪進修高校はその歴史から見ても、地元の企業の方に長年支えられている高校です。
本校の存在が地元の企業にとっても大きいことを改めて感じた1日でした。