工学と農業の融合
2025年10月23日 20時30分(本文の記載に誤りがあり、10月31日、11月4日に訂正いたしました。お詫び申し上げます。)
本日は日本工業大学との高大連携出前講座ということで、電気情報工学科 教授 平栗 健史(ひらぐり たけふみ) 様にお越しいただき、ご講演をいただきました。
先生は駒ケ根市のお生まれで、ご専門は無線情報工学、農業環境工学、農業情報工学ということで、Wi-Fiなどの無線通信方式やスマート農業について深く研究をなさっておられます。
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午後の第1部では「モバイルコンピューティング スマートフォンやWi-Fiって何?」と題してご講演をいただきました。日常使っていて、今やなくてはならないスマートフォンやWi-Fiなどのモバイルコンピューティングから近未来の新しい新技術について、専門的な内容も踏まえながらわかりやすく詳しくお話しいただきました。
生徒もWi-Fiについて質問していました。
また夜に行われた第2部では、「農学で耕す。工学の新しい種まき 農学ICTが描く未来共創の芽吹き」と題してご講演をいただきました。通信の仕組みを活かして工学と農業の連携や、ドローンなどを使った農業の具体例についてなど、専門的な内容も踏まえながらわかりやすく詳しくお話しいただきました。
講演の内容に合わせたTシャツを着てご講演いただき、和やかで興味深い内容でした。
最後に
興味を持ってフットワークを軽く動くこと
動いてうまくいかなくてもあきらめないこと
考えることをやめずに続けること
と生徒へのメッセージを熱く語ってくださいました。
令和17年度本校の工業科が統合し、現在の上伊那農業高校の場所に開校予定の上伊那総合技術新校(仮称)では、学びのイメージの中に「スマート農業」の記載もあり、工業と農業、商業の学びの融合も検討されています。上伊那地域のご出身の先生にも、何らかの形でご協力いただきたいと感じました。