第2回ラウンジデーを開催しました
2024年7月15日 10時02分7月12日(金)に第2回のラウンジデーを行いました。私が急遽体調不良のため、担当のI先生からの情報提供していただきました。
今回はⅡ部から1名、Ⅲ部から1名の参加者がありました。(ラウンジデーは1名でも参加者がいれば開催します)
今回は参加者が少なかったので、始めにそれぞれの保護者の方と特別支援教育コーディネーターが個別に相談や懇談を行いました。
次に、今回のミニ講座「体験!高校通級」です。
担当者より、高校通級について簡単に説明をしたあと、いよいよ体験を行います。
始めにやったのは「カタカナーシ」というカードゲームです。
①順番がきた人は山札をひきます。右のように1~6のカタカナがあります。
ひいた人は山札の番号と同じ番号のカタカナ語(この場合6番のピクルス)をカタカナを使わないで説明します。
その説明を聞いて、他の人は何のカタカナ語かを当てます。
普段何気なくカタカナを口にしているので、説明するときもつい口をすべらしてカタカナを使ってしまいます。
このように楽しく遊んでいるように見えますが、私たち指導者は「語彙を増やす」「他者に分かりやすく説明する」「わからないカタカナ語を調べる」「1~6まで声に出して読んでみる」「カタカナを書いてみる」など、生徒の状況に応じて使う目的を変え、遊び方もアレンジしています。
(①の続き)
次に「キャット&チョコレート」というゲームを行いました。
これは、予定外や予想外のことが起こったとき、手持ちのアイテムでピンチを乗り切るというゲームです。
学校でもイレギュラーな日程になったり、電車が遅れて遅刻しそうな時がありますね。これはそんな時に臨機応変さや発想の転換を楽しみながら学んでいくゲームになります。
一人につき三枚のアイテムカードが配られます。(手前黄色)
順番がきたら山札からカードを引きます。
山札の番号の枚数アイテムを使ってピンチを乗り切るストーリーを考えて皆に言います。
この場合は2枚のアイテムカードを使います。(例:パワーの出る薬をタカに飲ませて目的地まで運んでもらう)
皆さんはどんなストーリーでこのピンチを乗り切りますか?
②の続き
さらにカードゲームの前に「一歩前へ」というゲームもしました。
参加者が輪になります。順番がきた人が「ネコが好きです」と言います。自分もそうだと思えば一歩前に出ます。簡単なゲームですが、初めて出会う人とも関係性が作れるゲームです。
最後に会話によるコミュニケーションの基礎、「上手な自己紹介」を行いました。
インターンシップや企業訪問など、これから自己紹介をする場面が増えてきます。その時、その場で何を言ったら良いかわからない、どのくらいの時間にしたら良いのかなど、困ることもありますね。
これはあらかじめ20ほど項目を準備して、その場面に合うものを3つほど組み合わせて言えばちょうど良い自己紹介ができるプリントです。
最後はこのプリントを使って30秒を目標にしてそれぞれ自己紹介を行いました。
参加した保護者の方からは、「良い気分転換になった」「普段使っている言葉にこんなにカタカナ語があることに驚いた」という感想をいただきました。
行事