箕進未来シンポジウム
2025年12月9日 18時55分本日放課後、生徒会役員、保護者、教職員、学校評議員の方が一堂に会して、本校のこれからについて語りあう「箕進未来シンポジウム」が開催されました。
この行事は箕輪工業高校で行われていた「三者協議会」が前身で、約20年続いている行事です。
今年の討議テーマは以下の通りです。
①箕輪進修高校のことをよく知ってもらうためにはということで以下の視点から
A いいところ(特色)をアピールする仕組み
B 欠点を補っていく取り組み
C 周囲が目を引く新たな取り組み
②地域とつながり学年もつながる進修祭 以下の視点から
A 地域の人が関われる企画
B 学年を超えて関われる企画
C クラスで取り組んでみたい企画
生徒からは、「本校の特徴である多部制・単位制をもっと中学生に知らせたい、そのために中学校の進路講話に生徒が行って説明してはどうか」、「地域の人にあいさつをする」、「みのみのを知ってもらう」、「小学校や保育園とコラボする」などの意見が出されました。
やはり提案として多かったキーワードは「発信」でした。
「チラシや広報誌などの紙ベースの発信」、「SNSでの発信など学校の授業や生徒の活動をもっと詳しく知らせた方がよい」、との意見が出されました。
進修祭の企画については、キッチンカーや献血カー、防災体験など具体的な内容も出され、有意義な時間となりました。
また今回の行事は、新生徒会役員体制になって初めての生徒会主催の行事となりました。各グループの司会進行、記録を新しい役員がおこない、緊張しながらも与えられた仕事を一生懸命おこなっていました。
最後にPTA会長のE様からご講評をいただきました。
長野県内の県立高校では、今年度から3年間にわたって「県立高校の特色化」事業が行われており、一部は生徒の意見を参考に進めることになっています。
昨年このシンポジウムで話題になった「生徒の居場所づくり」というテーマを具体的に実現するために、本校では今年度先生方の学校視察や旧視聴覚室、今の541教室の整備をおこないました。つまりこの場で話し合われた内容が、まさに「未来のみのしん」につながっているわけです。
今年ここで出された意見が1つでも実現できるよう、来年度に向けて考えていきたいと思います。
ご参加いただいたPTAの皆様、学校評議員の皆様ありがとうございました。