2年夏季休業中のインターンシップ報告③
2024年9月3日 17時01分8月1日(木)〜3日(土)3日間箕輪町役場で行った実習の報告です。
一日目は、くらしの安心安全課で主にゴミ処理業務、ゴミ処理場と墓地の見学、松島駅の掲示物の交換、乳幼児健診を行いました。ゴミ処理業務では、燃えるゴミにアルミ缶やまだ中身が残っている調味料などが当たり前のように入っていることに衝撃を受けました。午後には、子どもの支援や育児を助ける支援施設、支援サービスについての仕組みについて聞きました。現代では核家族が増え共働きが多くなっているので、時代のニーズにあった支援が求められていることを学びました。
二日目は、SOS相談会で提供する物資の在庫確認と物資調達、納品作業を行いました。どの準備も多くの方に提供するものを扱っているので、数に間違いがないこと、消費期限が持つものかということに気をつけながら作業を行いました。
三日目は、福祉課でSOS相談会が行われました。お金がなく生活が苦しい方々を対象とした相談会です。弁護士や医師や福祉課の方がいらっしゃいました。それぞれが相談を終えた後、家族の人数分、食料の入った袋を取っていただくという流れでした。私たちはその食料の入った袋の準備(詰め込み)とお渡しするところを体験させていただきました。
箕輪町が抱える問題とそれを解決するための業務は、想像していたよりも大変で、多くの仕事があることがわかりました。くらしの安心安全課では、外国人や日本人など関係なしに問題を解決していきたいという気持ちと行動力が伝わりました。こども未来課では、保護者の方々やその子供に対する話し方が優しく、敬語でもなく、タメ口でもないことに気が付きました。温かい空間を作ることが目的ということを聞いた時、驚きと言葉にはこんな使い方があったのかと思えました。福祉課では、SOS相談会を行っていました。実際困っている方々が上伊那に多くいることがわかりました。相談しているところを見させていただいた際、どの方も外国人であっても日本人であっても真剣に向き合っていたことに感動しました。
自分が知っている役場の業務内容以外に、幅広い業務を担当しているという事を、お話を聞いて知りました。家庭ごみに不備があったものを可燃と不燃に分別するのは、一度ごみ袋を開封したりするので手間がかかり大変でした。地域の方と接点を持つSOS相談会では、生活をする上での悩みや支援を必要とする方々が身近にいる現実を更に実感しました。