東京都立小台橋高校を視察しました
2024年8月21日 12時00分昨日代表職員5名で東京都立小台橋高校を視察しました。ホームページはこちら。
生徒玄関 総合学科のため、ここが個人ロッカーになっています。
開放的な玄関ホール
中庭
この学校の前身は荒川商業高校で、卒業生には芸人の「みやぞん」さんがいます。小台橋高校は東京都チャレンジスクールとして3年目となり、今年度改築がすべて終了し、4月から新しい校舎で学習をしています。広さは東京ドーム1個分。新築されたこともあり、すべての施設はきれいで大変充実していました。
最初にご担当のA先生から、ご説明をしていただいてから校内を見学しました。今回夏休み中にもかかわらず、穂積校長先生をはじめ、大変多くの先生方にご対応いただきました。
小台橋高校は本校と同じ多部制・単位制総合学科高校でⅠ部、Ⅱ部、Ⅲ部に分かれています。教育課程も基本はシンプルではありますが、多彩な学校設定科目とゼミがあり、生徒の学習ニーズに可能な限り合わせています。特に授業の空き時間が生じる生徒のため、居場所が充実していて、多様な生徒のさまざまなニーズに合わせてあちこちに確保されていました。さらに職員室も従来とは全く違った「役場の窓口」のような配置で、生徒が気軽に入れるような仕組みが随所にありました。(学校施設の詳しい情報はこちら。)
【個別学習スペース】 NPO法人の職員等が常駐しています。
時間によってはここでお昼を食べることもできます。
【普通教室】机は移動しやすいものを選んだそうです。
【数学専用教室】板書が多い数学の授業ために、廊下側の壁がホワイトボードになっています。
【図書室横のフリースペース】
ここは静かに過ごしたい生徒のためのスペースです。ここはファミレスのようなイメージですが、このほかにスタバのような雰囲気のフリースペースもあり、そこは会話可能だそうで、フリースペースも複数あり利用する生徒の状況に合わせてすみわけをしています。
【図書館】
【食堂】夜間の生徒だけでなく昼間の生徒も使うことができるそうです。東京都は今年度の4月から夜間定時制の給食が無料になりました。
本校と課題は似ているところがあり、本校の多部制・単位制の在り方を考えるうえで大変参考になりました。今回の視察を参考に、箕輪進修高校の教育活動をより良いものにしたいと思います。
今回の視察でご協力いただきました小台橋高校の先生方、ご支援いただいた箕輪町の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
シン・みのシン