大学入試も変化していることを実感
2024年12月12日 17時30分 大学入試共通テストまであと1か月余りとなりました。この時期、私がいつも注目しているCMがあります。このシリーズは、毎年様々なテーマで放映されていて、もう10年以上続いているCMです。
今年は、3人の吹奏楽部の女子高校生がそれぞれの試験に臨む姿が描かれています。
大学受験が多様化し、一般受験だけでなく学校推薦選抜や総合型選抜の入試で入学する生徒も増えてきたことが、このCMから推察できます。
しかも今年の放映開始は11月中旬。
多様な入試が増え、今まで年明けが主流だった受験の時期も、だんだん早まってきているため、この時期に放映が始まったと考えられます。
ちなみに次のCMは同じシリーズで7年前に制作されたものです。このCMの舞台は上伊那地区の地元の山「宝剣岳」とのことで、親しみがわく作品ですが、とにかく一歩一歩、高い山を登っていくかの如く、一般入試で受験し合格する男子高校生が主人公となっています。
放映開始も当時は12月初めとなっており、今年のCMの方が半月以上早く放映され始めています。
今年は新教育課程になり、初めての大学入試となります。共通テストに「情報Ⅰ」が導入されるとともに、各大学の入試内容も大きく変わってきています。高校1年の時からテーマを決めて自ら学ぶといった探究活動を重視する入試なども、多くの大学で導入され始めています。この受験CMを通じて、高校の学びの変化を改めて感じました。
ほかにもいくつかのテーマで制作された受験生応援CMがあります。ぜひハンカチを持ってご覧ください。