箕輪進修高等学校同窓会の情報を掲載しています。

箕輪進修高等学校同窓会

視聴覚室(LL教室)改修の軌跡

2025年8月12日 12時00分

先週、先生方や生徒たちが協力して541教室(旧視聴覚室)の整備をおこないました。最終的に事務室の方が仕上げ作業を行ってくださり、教室全体にマットを敷き詰めることができました。ついに念願がかなって、541教室が多目的室として生まれ変わりました。

1000011299
あまりにも嬉しい気持ちなので、これまでの経過をまとめてみました。

視聴覚室(LL教室)改修の歩み
【令和5年度】PTA作業で視聴覚室の清掃をおこないました。PTAの皆様のご協力で、大変きれいになりました。
【令和6年度】同窓会100周年記念事業は、視聴覚室の改修工事をおこなうことに決定し、県へ申請。
【令和7年 5月13日】備え付けの机とテレビの撤去(同窓会)
1000009489

1000009494

【7月2日】前1/3のカーペット、エアコン設置(同窓会)
1000010558

1000010599

【8月5日】後ろ2/3のカーペット設置(物品は同窓会より助成)、テレビ・通級指導の道具等搬入(教職員)
1000011189

1000011187

1000011185

【8月6日】窓枠などの清掃・準備室の整理・整頓・清掃(教職員)

1000011194


【8月7日】後ろ2/3のカーペット設置(生徒・教職員)

1000011206

1000011211


1000011214


【8月8日】後ろ2/3のカーペットの隅を埋める作業(職員)
1000011304


【8月12日】遂に完成
1000011293

前から見た写真(Before)
1000009491
(After)
1000011294

また準備室も整理・掃除をしていただき、主に通級指導の道具を保管する目的で活用できるようになりました。
1000011296


 今まで何度かこの話題について、このブログで触れさせていただきましたが、今回痛感したのは、大きなプロジェクトほど計画的に組織で動かなければ、うまく進まないということでした。私が「視聴覚室を通級指導や学年集会で使えるような教室にしたい」と思っていても、できるものではありません。同窓会の皆様、教職員、生徒が同じ方向を向いて進んでいかなければ、目標の実現はできないのです。さらにそれは一気に進められない場合もあります。外部、内部の方々の力もお借りしつつ、少しずつ良くしていく、時間がかかってもいいので、一歩でも前に進んでみることが大切であると改めて感じました。

 県内の公立高校の多くの学校では、まだまだLL教室(視聴覚室)の活用に頭を悩ませているそうです。本校もおそらくここ20年あまり、この教室はほとんど使われないまま、ほこりがたまり、床のマットも剥がれ落ちて倉庫のような状態でした。
 生徒のために整備したいと思っていても、県の財政状況もあって、新しい施設を建てることや改修することはとても難しいのが現状です。さらに職員や生徒だけで行うことができることにも限界はあります。
 資金面人員面が限られる中ではありますが、
それでも今回多くの力をお借りして生徒の学習環境の整備が実現できたことは、この上ない喜びと充実感がありました。


 ここまでご協力いただいたすべての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。